環境NGO・NPOの活動は、公益性が高く、より多くの個人や企業に支援されて運営されるのがひとつの理想形であると言われています。ところが北海道のNGO・NPOの現状は、多くの市民から支持・支援を受けている団体が少なく、その理由の一つに「団体や活動の信頼性が高まっていないこと」が挙げられます。「信頼性の高い活動」や「社会の信用を得られる組織づくり」を目的に、NPO法人環境市民の事例を学び、自組織が社会や市民に信頼される力(信頼力)を高める具体的方策を練り上げる研修会を行います。
日時 | 2011年12月1日(木) 13:00~18:30 2011年12月2日(金) 9:00~15:00 |
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会場 |
北海道立道民活動センター『かでる2・7』 札幌市中央区北2条西7丁目 ![]() |
対象 | 北海道の環境NGO・NPOに関わる人 一団体2~3名で参加 |
定員 | 20 名 |
参加費 | 1,000円(懇親会費は別途自己負担) |
主催 | 独立行政法人 環境再生保全機構 地球環境基金部 |
運営 | NPO 法人ねおす |
協力 | NPO 法人北海道市民環境ネットワークきたネット 環境NGO ezorock |
お問合せ・お申込み |
![]() TEL: FAX: 札幌市中央区宮の森2 条14 丁目1-14 https://neos.gr.jp E-mail |
杦本 育生( NPO法人環境市民代表、グリーン購入ネットワーク代表理事)
日本でグリーンコンシューマー活動を初めて具体化。97 年のCOP3に際して他のNGOとともに気候フォーラムを立ち上げた。また持続可能な社会を実現するために「日本の環境首都コンテスト」を10 年にわたり実施。基本計画策定、環境マイスターなど自治体、事業者との協働事業を多数実現。
有川 真理子( NPO法人 環境市民 広報担当)
2004 年より広報を担当。マスメディアへの働きかけと同時に「市民の発信で社会を変える」をミッションに、ニュースレター、ウェブサイト、メールマガジンなどの企画運営を行うボランティアチームをコーディネート。京都グリーン購入ネットワーク事務局も兼務。
阪野 真人 (NPO 法人 霧多布湿原ナショナルトラスト)
東京の野外活動指導者を養成する東京環境工科専門学校を卒業後、現職。同トラストが2005年から浜中町の霧多布湿原センターの指定管理者となり、エコツアーのガイドを務めるほか、地域の素材を使った商品のPRや販売など漁業者や農業者等と連携し、地域が一体となった情報発信に取り組んでいる。同トラストは認定NPOであり、北海道における環境トラストの先進的モデルである。
青木 将幸( 青木将幸ファシリテーター事務所 代表)
環境NGO A SEED JAPANにおいて、様々な環境活動に関わる傍ら、「それぞれの持ち味が発揮される組織づくり」「学びあい、育ちあう場作り」に関心をよせる。95年より NPOに関わる若者向けの団体運営トレーニングの開発と実施に関わる。5年間の企画会社勤務ののち、2003年に青木将幸ファシリテーター事務所を設立。
自己紹介、全体スケジュールについて
ファシリテーター:荒井 一洋
ワークショップ「活動と課題の共有」
事例紹介「信頼性の高い活動とは」
講師:杦本 育生(NPO法人 環境市民 代表)
講師:有川 真理子(NPO法人 環境市民 広報担当
まとめ・明日に向けて
参加者・講師のみなさまの自由な情報交換の場です。
(参加費:自己負担)
NPO 法改正(寄付優遇税制)
講師:阪野 真人(NPO法人 霧多布湿原ナショナルトラスト)
ワークショップ「自組織の活動の棚おろし」
ワークショップ「信頼力を高めるための具体的方策づくり」
講師:杦本 育生(NPO法人 環境市民 代表)
講師:有川 真理子(NPO法人 環境市民 広報担当)
講師:阪野 真人(NPO法人 霧多布湿原ナショナルトラスト)
研修修了後、新たな課題解決につなげるため、参加者の実施後、
評価を電子メールにて参加者同士で共有します。
独立行政法人 環境再生保全機構 地球環境基金部 「地球環境基金」は、国内外の民間団体(NGO・NPO)が行う環境保全活動への資金の助成や人材育成、情報提供等の支援を行っています。
〒 川崎市幸区大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー8階
TEL http://www.erca.go.jp/jfge/