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                             最終更新日:2016年3月23
法人解散のご挨拶
 日頃より、特定非営利活動法人ねおすの活動にご理解、ご協力・御支援をいただき、ありがとうございます。1990年に子どものキャンプ活動から始まり、任意団体・北海道自然体験学校NEOSを経て1999年に全国でもいち早くNPO法人化した、NPOねおすは、2015年度をもって解散する運びとなりました。

 子どもの自然体験活動と山岳・エコツアーから始まり、徐々に北海道各地に自然学校というコミュニティ拠点を創出し人材の輩出をして参りましたが、徐々に活動の足場が「地域」に移り現在に至っておりました。その結果、仕事内容が多岐に渡り、経営のリスクマネージメントの観点から今後の組織経営について、理事間にて議論を続けて参りましたが、経営分化するという大きな構造改革をすることとし、本部としてのNPOは解散を決定するに至りました。

 今後は、これまで独立した 大沼流山牧場、NPOねおす共育ファンドを含め、NPO大雪山自然学校、NPOいぶり自然学校、NPOくろす野外計画社(黒松内ぶなの森自然学校の更新・申請中)の5法人、個人起業3件に分派し、NPOねおすの理念と使命を引き継ぎつつ、人・モノ・カネ・情報の経営資源は独立管理させ各地域を足場に経営努力を重ね、団体間としては、任意のネットワーク団体ねおすとして、ゆるやかな連携を図って参りたいと考えております。


2016年4月以降のご連絡先

■黒松内ぶなの森自然学校
〒 北海道寿都郡黒松内町字南作開76
TEL   FAX 
Eメール  
HP http://www.d2.dion.ne.jp/~buna_ns/

■NPO法人大雪山自然学校
住所 〒 上川郡東川町西4号北46番地
TEL   FAX 
Eメール  
URL http://blog.goo.ne.jp/daisetsu_2005/

■NPO法人いぶり自然学校
〒 苫小牧市日吉町4丁目1番17号
TEL   FAX 
Eメール  
URL http://iburi-nature.com/

■札幌まるやま自然学校
〒 北海道札幌市西区発寒3条5丁目7-30-202
Mobile 
Eメール  
URL http://maruyama-ns.jimdo.com/

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北海道の森や山、海や川、山麓の町や村に触れ
自然豊かな地域に暮らす人たちに出会う、
自然への旅と交流づくりを通して
自然と社会との心地よい関係(人・地域)づくりに貢献し、
人々の心の糧になるような 北海道らしい自然体験文化を育ててゆきます。 NPO法人ねおすの前身、北海道自然体験学校NEOSは1992年に活動を開始しました。
当初は子どもの自然体験キャンプ、大人向けの自然講座と山岳登山をメインとし、
徐々に自然体験型環境教育を旗印に揚げ、その手法として「交流と学び≒エコツーリズム」を 実践してきました。
1999年、全国で最も早い段階にNPO法人化し「NPO法人ねおす」として登記しました。
その後は、地域づくりにも関わり、自然公園のみならず、農山漁村地域と都市との 交流事業の創出、関わる人材の育成や移住促進など、さまざまな事業を行っています。

 

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21世紀は、環境問題の世紀といわれる。
中でも、限られた自然を保護・保全し、その多様性を次世代に引きついで行くことは、「人類の生存にも関わる重大な社会問題」であることに、広く多くの人々が理解を深める必要がある。 そのために、まず人々が自然の中で過ごす楽しさ、心地良さを体験することにより自然に対して感動する心を養い、その神秘さに思いを寄せ、畏敬の念を育てることが大切である。 様々な手法による「自然体験活動」は、それらを育むためにとても重要な役割を果たすものである。
ねおすスタッフは、この目的をもって、人々を専門家として自然と出会わせ(自然と人)、自然の中で感動を分かち合える仲間を増やし(人と人)、人々が自然とバランス良く暮らすための新しい社会の仕組み(自然と社会)を提案・提示する役割を持つ。
(2002 北海道アウトドアガイド資格制度 基礎編 理念・倫理 高木晴光執筆を引用・加筆修正)

ねおすスタッフの学びの目標

1)自らの自己受容を深めることによって、他者理解を進める姿勢を持つ。
2)自らの「思い」を形にしてゆくための自主・自律性を獲得する。
3)環境保全や自然保護の理念を理解し、持続可能な地球社会の実現にむけて活動 ができる。
4)自然の知識があり、生態系の「つながり」について理解できる。
5)さまざまな自然体験活動や体験型学習法をもとにし、目的や目標に沿った活動を企画することができる。
6)5)を実施するための、対象者理解、コミュニケーション能力など、参加者の体験や理解を促進させる技術を身につけている。
7)5)を実施するための安全管理に関する技術や野外活動における基本的な技術を身につけている。

ねおすのスタッフ心得

その1 参加者の気持ちへ、細かい配慮・心配りをするべし
その2 自然に学び、伝えるファシリテーターであるべし
その3 言葉使い、表現方法には注意すべし
その4 参加者の経験や体力を考慮し、安全第一であるべし
その5 プライバシー・秘密は厳守すべし
その6 参加者とは礼儀をもって、一線を画して対応するべし
その7 自然へのローインパクトを心がけ、持続可能な利用を考慮すべし
その8 プロフェッショナルという自覚を持つべし
その9 「人と自然」の橋渡し役と同時に、「人と人」との橋渡し役でもあるべし

ねおすツーリズム憲章

第1条 
ねおすツーリズムは「学びの場」を創り提供します。 学ぶ人はツアーに関わる全ての人です。 共に学び、気づきという知的なお土産をもちかえることをめざします。 何らかの形で、気づきが日常生活に活かされることをめざします。
第2条 
ねおすツーリズムは「つながり」を意識します。 人と自然、自然と地域、人と暮らしのコミュニケーションを促進します。 地域との関わりを意識し、第1次産業、教育活動、福祉、市民活動との連携を視野に入れます。
第3条 
ねおすツーリズムは「環境保全、持続可能な利用」を目指します。 少人数の旅を提案し、自然、地域、文化への影響をすくなくするように配慮します。
第4条 
ねおすツーリズムは、世界へ向けて「北海道らしさ」を発信するものです。 北海道らしさの発信を通じて、北海道の持続的な発展に貢献できるように努めます。
第5条  
ねおすツーリズムは、「訪問地への愛と責任」を持つものです。 訪問地の自然、人にこだわり、その魅力を引き出し、自律を支援します。
第6条  
ねおすツーリズムは、「新しい旅文化」を提案、実践します。 北海道らしい旅のモデルの提案、実践を通じて、「旅文化の向上、旅文化の創造」をめざし、日本あるいは世界へメッセージを発信し続けます。
第7条 
ねおすツーリズムは、NPO活動です。
第8条 
ねおすツーリズムは、私達創り手のライフスタイルに反映されるものです。
第9条 
ねおすツーリズムは以下のことを意識し実践します。
  ・創り手は、時空のデザイナーたるように努めます。

・メッセージを発信し続けます。
・多様かつ深さを持つ内容に心がけ、ゆとりあるプログラムを提供します。
・すてきな出会いを演出します。
・かかわりを持つ全ての人々が楽しめるように努めます。
・今を楽しみ、旬を味わいます。
・アットホームな居心地の良さを提供し、追及します。
・常に安全を十分に配慮して行動します。

ねおす活動のエコロジー8原則

1)相互協働の原則 ねおすは、関わるすべての人々(スタッフ、会員、参加者、家族、研修生、学生、関連して関わる人達)が、相互に関わり合い協働しながら、学びにふさわしい状況をつくる。
2)
持続可能の原則 ねおすのスタッフは、ねおすの学びの場が、持続可能なように、その場への影響を与える。
3)
生態的(循環型)影響の原則 関わる人すべてが、インタープリターであり、ファシリテーターとして相互に学びあうために影響を与える。
4)
エネルギー開放性の原則 ねおすの場は開かれた場であり、人々は自由にそこに出入りし、自分にふさわしい居場所を見つけ、場に関わることができる。
5)
調和の原則 それぞれの人がお互いに関わり合う役割と担っているという意味で、平等のパートナーである。しかし、個人の行動は、最終的には場の調和を損なうものであってはならない。
6)
変化受容の原則 過去の経験や概念にとらわれずに、自らが変化・変容することを受け入れる。ねおすの場は、その環境を変えながら新しい社会づくりに貢献する。
7)
多様性の原則 場は、多様な人々によって構成される。そして、できるだけたくさんの学びの手法や手段を使う。
8)
進化の原則 これら7項目によって、人や社会が進化をする。

8原則を実行する基本的な姿勢

1)受容、畏敬、感謝、思いやりといった価値観(愛)に基づく。
2)ポジティブな会話と調和的な行動のための練習を心がける。
3)大きなシステムとしての生命観をもち、ものごとを見、判断し行動する能力を養う。
4)個としての自立、その上に立った相互協働をめざす。

 

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当団体の成果物がダウンロードできます!

~セルフラーニング テキスト~
このテキストは、2008年度の財団法人大阪コミュニティ財団の助成を受けてNPO法人ねおすが制作したものです。自然ガイドや自然体験活動指導者を 目指す方やすでに現場に立っている方が、活動に必要な科学的知識を自分自身で学ぶ手助けをすることを目的としています。 

テキストの構成は「知識のセルフチェックリスト」と「Talking Tool(焚き火)」の2つのツールからなっています。前者はみなさん自身が自分の科学的知識を確認できるような11のシチュエーションで生じる質問集になっています。 後者は現場(焚き火)のイラストをもとに、現場で起こる現象・行動とそれにつながる科学的知識を考えるためのツールとなっています。テキストと銘打ってはいますが、みなさん自身が自己学習をするための手助けのツールであり、正解のような記述解答はありません。 このテキストの活用によって、みなさんの活動が豊かになる手助けができれば幸いです。

※ご御利用についての注意
独自にプリントアウトしてご活用されることは構いませんが、 セミナーや講習会などで一括プリントして配布をされたい場合は、ねおす事務局にご一報をください。
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